埼玉県大里郡寄居町へ屋根の調査に行ってきました | 上尾・桶川市で屋根リフォーム・修理・点検も街の屋根やさん埼玉上尾店

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埼玉県大里郡寄居町へ屋根の調査に行ってきました

調査の状況

こんにちは。街の屋根やさん、埼玉上尾店です。
今回は埼玉県大里郡にお住まいのお客様から、屋根の劣化が気になるので相談したいとのご依頼を受け、調査に行ってまいりました。その様子をご紹介させていただきます。

屋根全体に色あせやコケ、カビ、欠けなどの様子がうかがえます。
スレート屋根はセメントに繊維を混ぜて作られているため瓦屋根などに比べて、比較的割れやすい屋根材です。ですが、屋根全体の重量が軽く（瓦屋根の半分ほど）建物への負担が少ないというメリットもあります。
スレート屋根の塗膜の耐久性が落ちてくると色あせた状態になります。また水はけが悪くなりコケやカビ、藻などが発生してしまいます。

屋根全体に欠けや剥がれ、層状剥離（雨水などの水分が吸収され、乾燥後硬化し、屋根材の端部が剥がれ浮き上がった状態）と思われる箇所も見受けられます。

塗装ができない屋根材

ここで話が少し逸れますが、屋根材には塗装のメンテナンスができない物があります・・・というお話をさせていただきます。
現在、築１０年ほどのお住まいに使われているスレート屋根材には全く問題はないのですが、ある一時期、塗装のできないスレート屋根材が多くのお住まいに使用されていました。
施工上の観点から塗装したくてもできないという状態になってしまったということです。

2004年にアスベスト（石綿）の含まれる屋根材の使用が規制されたため、定められた規制をクリアするためにノンアスベスト屋根材が販売されました。この規制の開始に備え屋根材メーカーがアスベストに変わる素材を試行錯誤しながら開発を急ぎましたが1990年後半から2004年頃までに施工された屋根材にはトラブルが多く見受けられます。
この時期に販売されていた屋根材として
・ニチハのパミール
・セキスイのかわらU
・松下電工のレサス、シルバス
・クボタのアーバニーなどがございます。

こちらの画像はニチハのパミールの劣化の様子です。
写真左/下端の小口を中心に剥離し始める
写真中央/剥離が左右の端にも広がりミルフィーユのように何層にも渡る
写真右/剥離し、弱くなった部分が崩れ始める

このような状態の屋根材に塗装をしても塗膜が屋根材の表層と共に剥がれてしまいます。
またこのように屋根材が劣化してしまうと雨水はその下へも染み込んでいきますので雨漏りにも繋がります。

ニチハのパミールに関しましては弊社HPでも詳しく説明させていただいております。
ぜひこちら↓もご覧下さい

屋根がニチハ「パミール」で今後のメンテナンスが心配な方へ

またこの時期に販売されておりました屋根材に関しましても弊社HPにて詳しく説明させていただいておりますのでぜひご覧下さい。

なお、アスベスト（石綿）含有量が重量の0.1%を超えてはならないという規制が定められたのが2006年ですがメーカーはその前からノンアスベスト屋根材に切り替えています。そのため2006年以降の住宅は、まず問題なし、2000年以降は該当屋根材を使用していない限り問題はありません。

コロニアルNEO（ノンアスベスト屋根材）の最適なメンテナンス方法をご紹介します

屋根がセキスイかわらUで適切なリフォームがわからない方へ

調査を終えて

話が逸れてしまいましたが、この日はお客様のお住まいの現在の屋根の状態から外壁、また付帯部まで細かく調査させていただきました。屋根材によっては塗装や一部差し替えのメンテナンスが不可能な場合もありますので、カバー工法でのご提案を含めお客様のニーズににお応えできますようご説明させていただきます。

本日は埼玉県大里郡寄居町での調査の様子をご紹介させていただきました。
街の屋根屋さん埼玉上尾店スタッフ一同、お客様のお悩みを解決できますよう日々頑張っております。
なにかお困事がございましたらぜひお気軽にご連絡ください♪

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