こんにちは。街の屋根やさん埼玉上尾店です。本日は、埼玉県戸田市にお住いのお客様より、サイディング外壁の塗装と、雨樋の交換についてのご相談をいただき、調査に行って参りました際の様子をご紹介させていただきます。

外壁の様子

築27年ということで、外壁の塗膜の劣化が進み、汚れが付着している状態です。
シーリング（コーキング）の劣化も進んでいますので、このまま放置してしまうと建物の内部に雨水が浸透してしまう危険性があります。庇（ひさし）の上部外壁とのつなぎめのシーリングの劣化も目立っている状態です。

外壁塗装の劣化のサイン

・汚れが目立ってきた
・色褪せてきた
・触ると手に白っぽい粉がつく
・コケやカビ、藻が発生している
・シーリング（コーキング）が劣化している
・外壁に亀裂がある
外壁に上記のような症状が表れている場合は外壁の塗膜が劣化している状態ですので、外壁塗装を行う時期がきていると考えられます。
塗膜が劣化してしまうと、外壁材の性能の低下につながりますので、劣化のサインが表れていないか定期的にチェックなさることをお勧めします。

シーリング（コーキング）の劣化をチェック

サイディングボードの継ぎ目に充填されているシーリング（コーキング）剤はサイディングボードの膨張や収縮に対応するための暖衝材であり、継ぎ目から雨水が浸入することも防いでいますのでシーリングの劣化は建物内部にまで影響を及ぼしす。シーリング剤が痩せてひび割れが発生している、割れている、剥がれているなどの症状が見られるときは、シーリング剤の打ち直しを行う時期です。
また庇（ひさし）や窓廻りの外壁との継ぎ目のシーリングも劣化すると雨漏りを起こしやすくなりますのでこの部分もチェックが必要です。

サイディングに反りが出ていないかをチェック

サイディング材は水の浸み込みと乾燥を繰り返すことで変形し反りが出てしまうことがあります。その隙間から雨水が入り込み他の部分にも反りが出てきてしまいます。反りが発生し外壁から浮いたような状態になり変形の度合いが大きい場合は割れてしまうこともあります。サイディングは雨水が浸み込んだ状態になると体積が膨張しますが、太陽光で外側から乾燥していくので、湿っている内側は膨張したまま、乾燥した外側は収縮しますので、ひずみができ、少しづづ反りが出てきます。
外壁の塗膜が劣化することで、雨水を吸収しやすくなってしまいますので、注意が必要です。

調査を終えて

調査に参りましたお客様のお住まいは、3年前に屋根のメンテナンスを行われたとのことで、今回は外壁塗装のご相談をお受けいたしました。
外壁の塗膜の劣化とシーリングの劣化が多く見受けられましたが、外壁のメンテナンスを行われることで、見違えるように美しい外観になることと思います♪

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