室内に「ポタポタ…」と水が垂れるような状況ではないものの、これは雨水が屋根の内部に徐々に入り込んでいる証拠です。長く放置すればするほど、下地材や構造材へのダメージが進行してしまいます (>_<)
現地調査では、ドローンを使い状態を確認させていただきました。築50年という年数もあり、屋根の各所には劣化の兆候が見受けられました。
・瓦の一部には欠けや割れ
・瓦を固定している番線が切れている箇所あり
・屋根の隙間に謎の植物が繁殖…
このような状態では、風や雨の強い日には瓦のズレや落下が発生するリスクも高まります。屋根の上に生えている植物というのは、長年の苔や風で運ばれた種が根付いたもので、湿気が多く、瓦の隙間に土埃がたまりやすい環境になっている証拠でもあります。
また、屋根裏の調査も実施しました。天井には数カ所、過去の雨漏りと思われるシミがありました。幸いなことに、現在は水滴が垂れるような状況ではありませんが、放置すれば症状が悪化し、家の構造部分にまで影響を及ぼす恐れがあります。
瓦屋根は約60年と耐久性に優れていますが、その下にある漆喰・野地板・防水紙などの部材は10〜20年で劣化します。見た目に異常がなくても内部が傷んでいることがあるため、定期点検とメンテナンスが重要です。
既存の瓦をすべて撤去し、新しい屋根材(瓦や金属屋根など)に全面的に交換する方法です。耐震性や断熱性も高めたい場合、もしくは瓦が全体的に劣化している場合はこちらが推奨されます。
今回のように、築年数が経過した住宅では、見た目には大きなトラブルがなくても内部で劣化が進んでいることがあります。特に瓦屋根は丈夫とはいえ、定期的な点検が必要です。
「雨漏りかも?」と感じたときが点検のタイミング。早期発見・早期対応が、建物全体を長持ちさせるポイントです。
北本市周辺で屋根のメンテナンスや点検をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。無料点検から丁寧に対応いたします。
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