北本市 瓦屋根で雨漏り！屋根葺き替え工事で叶えた安心とメンテナンスのポイント
2025.10.17
北本市で雨漏りから葺き替え工事を実施しました(^_-)-☆ 上尾市にお住まいの皆さま、こんにちは！街の屋根やさん上尾店です(*'ω'*) 前回のブログでは、北本市のお客様宅で発覚した雨漏りの原因と応急処置までをご紹介しました。今回は、いよいよ本格的な屋根葺き替え工事の…
上尾市で屋根リフォーム後に雨漏り？正しい屋根葺き替え工事で安心の屋根づくり^^
上尾市のお客様より、雨漏り修理についてご相談いただいたことがきっかけです。
お話では、「十数年前に屋根リフォームを行ったものの、雨漏りが発生した」とのことです。
無料調査では、施工不良（棟板金のコーキング）が原因と確認。そこで、スーパーガルテクトによる屋根葺き替え工事をご提案し、施工させていただきました。
上尾市 屋根葺き替え,屋根材(金属),雨漏り修理
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き替え,屋根材(金属),雨漏り修理
- 施工期間
- 10日間
- 使用材料
- アイジー工業スーパーガルテクト 構造用合板12mm 改質アスファルトルーフィング
- 築年数
- 25年
- 保証年数
- 最長25年
- 工事費用
- 2,200,000円
お話をうかがうと、『十数年前に屋根リフォームを行ったにもかかわらず、雨漏りが発生して困っている』とのことです。
十数年前の屋根リフォームは、金属屋根材への屋根葺き替え工事でした。
こちらは、天井裏の雨漏りの状態です。野地板全体が湿気を帯びていて、カビが生えて腐食しています(>_<)
おそらく、前回の屋根葺き替え工事では防水紙も新しくなっているので、少なくとも防水紙の耐用年数（20年）は雨漏りしないはずです。
では、いったい何が原因なのでしょうか？
屋根を調査すると・・・これだ！とすぐにわかりました。
というのも、棟板金の下部にコーキングが充填され、すき間がなくなっていました(//∇//)
「すき間がないほうが良いのでは？」と思われるかもしれませんが、違うんです！
屋根は、金属屋根も、スレート屋根も、瓦屋根も、中に入ってきた水分や湿気を逃すために、適度なすき間が必要です。
すき間がないと、逃げ場を失った水分が悪さをして、雨漏りを引き起こします。
工事がスタートすると、早速屋根材を撤去しました。
金属屋根材の下に敷いていた防水紙は、耐用年数前にもかかわらず変色して、かなり劣化しています（ ; ; ）
防水紙を剥がすと、屋根の土台となる野地板が出てきました。
前回のリフォーム時に増し張りしたと思われる構造用合板が腐食。その下にある元々の野地板も全体的に水分を含んでいて、色が濃くなっているのがわかりますよね。
雨漏りは、放置すればするほど野地板の腐食が進行するので、早めに手を打たなければなりません。
傷んでいた構造用合板を撤去して、新しい構造用合板で再び『野地板増し張り』を実施しました。
野地板を二重にすることで、屋根の土台が強化され、かつ屋根の断熱性や遮音性が向上します。
もちろん、元々の野地板の腐っていた部分は、事前に補修しておきました(^_^)v
新しい防水紙（改質アスファルトルーフィング）を敷設してから、アイジー工業 スーパーガルテクトを葺き増した。
スーパーガルテクトは、屋根カバー工法で大活躍の、超高耐久の金属屋根材ですが、もちろん屋根葺き替え工事でも使用されていますよ〜
スーパーガルテクトを葺き終えると、おしまいに棟板金の取り付けです。
なお、棟板金の土台の貫板（ぬきいた）には、樹脂製を採用。樹脂製だと、従来の木製のように雨水で腐るなどしません。
街の屋根やさん埼玉上尾店は、使用する材料に気を配って施工しています٩( 'ω' )و
棟板金の取り付けに際しては、ステンレスビスで固定するとともに、継目部の内側・外側に防水コーキングを充填します。
コーキングは、必要とする箇所だけ充填しないと、今回のような雨漏りの原因となるんですよ〜
棟板金の設置を終えました。
よ〜く見ると、棟板金の下部にすき間があいていますよね。
雨が入りやすい部分だけコーキングしつつ、すき間を確保するのが、正しい施工方法です！
屋根葺き替え工事が完了しました。
雨漏りが解消するだけでなく、野地板増し張りで屋根の土台が強化され、お客様により安心・安全な屋根をお届けできました(๑>◡<๑)
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