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鴻巣市で瓦屋根補修工事！棟瓦積み直しと軒天上張りを実施

鴻巣市の皆さま、こんにちは('◇')ゞ
街の屋根やさん上尾店です。

今回はセメント瓦屋根の棟瓦積み直しと軒天上張りの補修工事の様子をお届けします。

皆さまはセメント瓦をご存じでしょうか？
陶器瓦より製造がしやすく安価であったことから１９７０年～１９８０年代に多く流通した瓦です。
主成分はセメントと砂。表面を塗装し着色して仕上げられています。
しかし、この塗装が剝がれてしまうと、防水性が極端に低くなって割れやすくなるため、雨漏りの原因になることもあるんです！
ですから定期的に再塗装を行う必要があります。

街の屋根やさん上尾店では皆さまのお宅の屋根の不安を解消するべく、無料にて点検を行っております。
屋根のメンテナンスをお考えなら、是非一度ご連絡ください。

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現地調査

さて、こちらが今回ご依頼いただいたお宅でのドローンによる現地調査での様子です。
幸いセメント瓦に割れなどはありませんでしたが、棟瓦の漆喰（しっくい）がポロポロと剥がれて脱落し、屋根のあちこちに散らばっていました。

漆喰は接着効果があるため、屋根の棟と瓦の隙間を埋める役割を担っています。
防水効果にも優れているので、雨水の侵入を防いでくれています。
しかし経年劣化すると剥がれが生じ、それを放置すると剥がれ部分から雨水が侵入し、瓦の下の葺き土が流れ出てしまうこともあるんです。
そのようになってしまうと瓦の固定力は弱くなって、降雨や風、地震によって棟が崩れて落下する恐れもあります(;´･ω･)

また、軒先の裏の天井部分、軒天（のきてん）と呼ばれる箇所に一部剥がれがあることも確認できました。
この部分の剥がれると、その箇所から雨水が浸入し、腐食が進んでいってしまいます。

以上の症状をお伝えし、棟瓦の積み直しと軒天上張りを施工することとなりました。

棟の積み直し

まずは棟の積み直し作業から。

既存の棟瓦を解体します。
棟瓦を取り除くとその下には支えとなっていた台土が現れますが・・・この台土、元々は粘土質なのですが、経年によりパサパサ状態。
これでは棟瓦をしっかり支えることなどできませんよね(-_-;)
本来の役割を担っていない台土、また剥がれていた漆喰などの廃材は撤去します。

台土をすべて取り除きました。
ここからは棟瓦を積み直しです！

今回は台土の代わりに南蛮漆喰を土台とします。近年では強度が強い南蛮漆喰が使用されることが多いんですよ～。
南蛮漆喰は、漆喰の主成分、石灰にシリコンや繊維などを配合し防水性にも優れています。
土台に南蛮漆喰を使用すると、蓋をする役目の漆喰が不要となり、漆喰脱落の心配もなくなります。

南蛮漆喰で土台を造ったら、その上に熨斗瓦⇒南蛮漆喰⇒熨斗瓦の順に交互に積み重ねていきます。
そして、最後に冠瓦を乗せ、銅線で固定すると棟瓦の積み直し作業完了となります(*^-^*)

黒の南蛮漆喰を使用したため、漆喰が目立ちにくく落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
お好みで白い南蛮漆喰もお選びいただくことも可能です♬

軒天上張り

続いて、軒天の上張り作業です。

軒天の修繕には、古い軒天を撤去して新しい軒天を取り付ける張り替えと、古い軒天をそのまま新しい軒天材で覆う上張りがあります。
今回は上張りで対応いたしました。

軒天材にたっぷりと接着剤を付け貼り付けたら、ビス固定して仕上げます。

軒天は面積としては小さいですが、施工したことによって軒下も明るくなり雰囲気が変わったのが写真からもお分かりいただけると思います。

まとめ

いかがでしたか？
今回は棟瓦積み直しと軒天上張りの工事工程についてご紹介させていただきました。

皆さまも大切なお住まいでより永く快適に過ごしていくため、定期的なメンテナンスを是非お考えください。
お家のあれこれ、何か気になることがあればいつでも私たち街の屋根やさん上尾店にご相談くださいね。

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